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Zen Garden

曼荼羅茶が大切にすること

曼荼羅茶は、ただ美味しい茶を届けるだけの場所ではありません。

 

一杯の茶の向こうには、それを育てる人々、その土地の風土、受け継がれてきた技と文化、そして私たちと同じ自然の中に生きる多くのいのちがあります。

2019年の創業以来、曼荼羅茶では、茶を通して人と地域、文化、そして自然とのより良い関係を育むことを大切にしています。

 

・小さなつくり手と、地域の茶文化を支える

曼荼羅茶では、日本各地の小規模な茶農家を訪ね、生産者と直接会い、その土地ならではの茶を選んでいます。

私たちが取り扱う茶の多くは、家族で営まれる茶農家によってつくられています。中には、四世代以上にわたり茶づくりを受け継いできた生産者もいます。

こうした農家の多くは大量生産を行わず、平均約4ヘクタールという比較的小さな茶園で、それぞれの土地の風土や品種、製法を生かした個性豊かな茶をつくっています。

日本各地には、その土地だからこそ生まれる茶があります。私たちは、生産者とのつながりを大切にしながら、日本茶が持つ多様性と地域ごとの茶文化を、次の世代へとつないでいきたいと考えています。

・人と自然にやさしい茶づくり

美味しい茶を未来へ残していくためには、それを育む自然環境もまた健やかでなければなりません。

曼荼羅茶では、品質や味わいだけでなく、栽培方法にも目を向けて茶を選んでいます。農薬の使用をできるだけ抑えることは、生物多様性を守り、人の健康への負担を減らすことにつながります。また、肥料を適切に使用することは、長期的に健全な土壌を維持するためにも重要です。

現在、曼荼羅茶で取り扱う商品の半数以上が、有機栽培、農薬不使用、または自然栽培によってつくられています。

自然と向き合いながら丁寧につくられた茶を選び、その価値を伝えること。それも私たちができる、小さくても大切な取り組みの一つです。

・命を尊ぶ ― 精進の精神

 

曼荼羅茶の茶房で使用する食材は、すべて植物性です。

その背景にあるのは、単なる食のスタイルではなく、生きものの命を尊び、できる限り苦しみを生まないという考え方です。日本では、仏教とともに育まれてきた精進の文化の中に、食を通して命と向き合い、自然からいただく恵みに感謝する精神が受け継がれてきました。

曼荼羅茶でも、その精神を現代のかたちで大切にしています。

茶とともにお出しする菓子や料理には動物性の食材を使用せず、植物から生まれる味わいや季節の恵みを生かしています。

 

一杯の茶を味わうひとときが、人にも、自然にも、そして他のいのちにも穏やかなものであること。

それが、曼荼羅茶が大切にしている考え方です。

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